自分ひとりだから・・・終活は特に必要ないよね??と思われているかもしれません。
答えはNoです。ご自身の老後を楽しく過ごすためには、お一人様でも終活は必要なんです。
では、どういうことをしたらいいのでしょうか?
1.身の回りの整理
家具や、洋服、PCやスマートフォンのデータなど、身の回りにあるモノやデータを整理しておきましょう。
家の中にモノがあふれていると、つまづいたりと、思いがけないケガのもとになってしまいます。
不要なものは処分すると、心の整理もできますので、老後を楽しく過ごせます。
2.財産の整理
ご自身の財産を整理し、把握しておくことは、非常に重要です。
老後の一人暮らしはお金もかかるので、医療費や介護に備えて、今どの位の資産があるのか?
どこに、どのくらいあるのか?を、しっかり把握してみましょう。
3.遺言書の作成
相続する人がいない方の財産は、どうなるかご存知ですか?
国の財産になるんです。(それ以外に行き場所がないので・・)
相続してもらいたい人や団体がある場合は、事前に遺言書を作成しましょう。
もちろん、自筆でもいいのですが、自筆の場合、有効性を問われて、ご自身の思い通りにならない場合も
出てきます。一番安全なのは、ちょっとお金はかかりますが、公証人役場で遺言書を作成することです。
4.エンディングノートの作成
前回のブログでも記載しましたが、エンディングノートに、自分に万一のことがあったときのために、
お葬式やお墓のこと、などなどの希望を書いておくとよいですね。
エンディングノートは、遺言書ではないので、法的な効力は持ちません。
ですが、財産がどこに保管されていて、ご自身がどうしてもらいたいのか?を伝えるには、とてもよい方法です。
5.もしも!のための備え
緊急連絡先を、親族、勤め先、友人、管理人などに伝えておきましょう。緊急ブザーや笛などを携帯しておきましょう。
今は、警備会社や郵便局などでも、見守りサービスなどがあります。
そんなサービスを使ってみるのも1つの方法です。