両親がお元気なうちに、決めておきたいこと・・その5

両親がお元気なうちに、決めておきたいこと・・その5

今回は、生命保険に入っていた場合のお話です。

 

 

 

 

 

 

★保険証券の保管場所、どこの保険会社なのか?はしっかり聞いておきましょう!

生命保険に関しては、こんなお話があります。

お父様が亡くなり、遺されたのはお母様と子供二人。 お母様は、お父様のご病気が悪化していくにつれ、それに合わせるかのように認知症の病状が進み、亡くなる頃には子供たちの顔も判別できないようになっていました。

確か、ご両親はそれぞれを受取人として、各2500万円で生命保険に加入していたことを聞いていました。

その話が出たときには、ご両親もまだまだご健在で、子供たちもそうなんだ~と、余り突っこんで聞いていませんでした。

お父様の49日も終わり、そういえば保険があったハズ・・と、家中を捜索隊出動!状態で、孫たちも含め総出で探しましたが、保険証券を見つけることが出来ませんでした。

大切なものなので、そんなにヘンな場所に置いておくということはないだろう・・では、一体全体どこに行ってしまったのか???

そんな時にふと、子供たちと一緒に暮らしていた家は老夫婦二人では広すぎる・・・と、二人暮らし用のマンションに引っ越しをした際に、お母様が、今より狭くなるから、だいぶ捨てて断捨離したのよと言っていたことを思い出しました。

恐らく、その時に他のものに紛れて、捨ててしまったのではないか・・と思われます。

その後もあきらめきれず、色々と探したものの、保険会社がどこであるのかも全く分からず、保険料を受け取れる期限を過ぎてしまいました。

大切なことは、キチンと伝えておく・聞いておくことが必要ですね。

 

ちなみに・・・保険金を受け取れる期限は、保険法上3年間となっています。

また当然ですが、こちらから請求をしなければ、保険会社の方では亡くなったのかどうかが分からないので、支払われません。

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